八木の雑記

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映画「青の炎」を見た


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こんにちは。八木です。

先日映画「青の炎」を見ました。
以前検察側の罪人を見たときに初めて知ったのですが、ニノって演技上手なんですね…!
ネタばれありの感想です。

ざっくりストーリー

二宮和也演じる秀一は湘南に住む高校生。母と妹・遥香との関係は良好であったが、母の元夫・曾根(秀一の父親ではない)の存在に頭を悩ませていた。離婚後家に住み着いた曾根は酒浸りで働かず、母に金をせびっていた。秀一はなんとか追い出そうと弁護士に相談したり母を説得したりするが、失敗に終わる。そんな折、曾根が遥香に乱暴するのを見つけ、怒りが頂点に。殺害を決意した秀一は完全犯罪を企て、感電死を装うことに成功。しかし同級生石岡に犯行がばれ、金を要求される。そこで自身のアルバイト先であるコンビニに強盗に入ることを提案し、もみ合うふりをして石岡を刺殺する。事故で片付けられるかと思ったが、刑事の鋭い追及に観念した秀一は、最後に同級生紀子と話をした後、走行中のトラックの前に飛び込んでしまう…

感想

タイトルとなっている「青の炎」はチェレンコフ現象の青い光のことでした。
臨界事故の際など、強い放射線を出す物質の周辺でみられる光。秀一の曾根への怒りが臨界点に達したことが表現されています。

「17歳の完全犯罪」というキャッチコピーでしたが、血圧計の記録や犯行に使ったものの隠し場所など、やはり粗が出てしまいましたね…高校生だもんね…
それでも曾根の殺害については解剖の結果も心不全で、一度は完全犯罪成立してました。
感電死って遺体に痕跡残らないんだ…銀歯は取れちゃってたそうだけども…
石岡にさえ見られていなければ…
悪事を働くとそれを隠すためにさらに悪いことをしなければいけなくなるんですね
ていうか石岡君イケメンですね…

あやや演じる紀子と秀一の関係、甘酸っぱくて良いですね。明確な会話は無いけど、お互いのことを理解している感じ。
というか、警察の取り調べに嘘をついてまで庇ってくれた紀子といい大門君といい、秀一は周囲に恵まれていますね、曾根以外…
母と妹含め周囲と良好な関係を築いていたのに、唯一秩序を乱していた曾根を排除することで頭がいっぱいになってしまったんだなあ。

最後に紀子と美術室で「母さんや遥香に迷惑かけたくないんだ。」といった後、自殺してしまいます。
刑事にはほぼ犯行がバレてたので、グレーのまま消えることにしたんですね…


2003年の映画なので、撮影当時ニノは19とか20歳とかかな…?
思春期の繊細な感じとか、なんだか危うげな雰囲気とか表現されてたし、こういう役柄が似合うなあって思いました。

というか!秀一の部屋で遥香と話すとき、なんだかニノにときめいてしまった…!はじめて!
殺害方法を思いつく直前の会話の距離感や、実は秀一と血が繋がってないの…?と聞く遥香にお前は俺の妹だよ、と布団一緒にかぶるシーンとか…!
もっと前にこの映画を見てたら沼にハマっていたかもしれません…笑


というわけで、ニノの魅力を今更になって知ることができた映画でした!笑
他にも彼が出てる作品見たくなりました。


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