愛猫の死と火葬
こんにちは。八木です。
先日実家の猫が亡くなりました。
年明けくらいから餌の食いつきが悪くなって体重が減って、何度か病院で検査したりセカンドオピニオンも求めたけど原因はわからず。
最後の方で骨盤腔に腫瘍があるらしいと分かったときにはもう手術とかできる状態ではありませんでした。
腫瘍の場所が悪かったです。
私は獣医師免許を持っているけど臨床で働いたことは無く、学生時代に頭に入れた知識もどんどん霞んでいて。
母と動物病院に行くたびに、獣医さんスゲーってなってました。
同時に母からの、あんた大学でなに勉強したの…?的な雰囲気も感じましたが笑
猫が亡くなった日、午前中に病院へ行く予定だったのですが、いよいよヤバそうだということで、
なんとなく母の様子も心配だったので、急ぎの仕事もなかったし休みを取って実家に帰っていました。
病院で点滴や痛み止めを入れてもらい、そろそろだね…と話していたら突然苦しみだしそのまま逝きました。
そういえば、生き物が自然と死ぬ瞬間というものに立ち会ったのは初めてだな、と思いました。
安楽殺とか、家畜のと殺は何度も見ているけど。
ぐったりしたままフッと亡くなるわけじゃないんだなあ。
亡くなってすぐ、母とあらかじめ調べていたペットの葬儀屋さんに連絡しました。 ペットの葬儀できるところって今すごくたくさんあるんですね…
・火葬車が家に来てくれるパターン
・葬儀場で他のペットたちと合同火葬
・骨上げできる個別火葬
骨上げは絶対したいという母の意向で個別葬にしました。
事前に業者のHP見たときはふつうの3万くらいのでいいよねって話してたんですが、電話予約してるうちに5万の特別コースみたいなのになってました笑
骨壺やらメモリアルグッズやら花がついてくるやつ。
火葬当日。
受付してから諸々の書類を記入して、その間に向こうが遺体を整えていました。
準備ができたといわれ部屋に入ると、籠に入れられた猫と花、焼香、末期の水が用意されていました。
人の葬式に出たのが10年ほど前なので、ご焼香を、と言われてちょっと緊張しました。
焼香が終わったら20分間係の人が退出し、お別れタイム。
籠に一緒に焼く花やおやつを入れたり、持ち帰り用に毛を少しだけ切ったり。
20分、短いような気もしました。
時間が来たらまた係の人がやってきて、火葬の間待機。
その間合同のお墓みたいなところを見学しました。
ロッカーとか棚みたいなところに骨壺や写真、おやつとかを置いてたけど、これ大地震きたらどうなっちゃうんだ…??
と心配になりました。
火葬が終わったら骨上げ。
なんだかすごくきれいに骨が整列されていてちょっと面白かった。
骨壺に入れたら全行程終了です。
ペット葬儀専門業者なだけあって、電話予約から最後まで、対応に不快になる点とかが全くなくて良かったです。
こういうのって嫌なことあったらずっと残るので。
動物病院に何度か行ったときとか、大学の同期の近況を聞いたりする度、
もっとバリバリ働いて、勉強もしている人がこんなにいるのに自分わりとゆるく働いていて
こんなんでいいのだろうか…ともやもやしたりすることもあるけど、
多分今の職場じゃなかったら猫の死に目にもあえなかったし、病院何度も通う母のサポートもできなかっただろうし
この働き方もありだよな…と改めて思いました。